天皇について(23)幕末・公武合体論の系譜 たけもとのぶひろ【第75回】– 月刊極北
天皇について(23) たけもとのぶひろ[第75回] ■幕末・公武合体論の系譜 維新の志士たちは「大号令」「御誓文」「政体書」など一連の文書を発するなかで、新しい国づくりをするにあたっての政治理念を提起しました。これらが […]
天皇について(23) たけもとのぶひろ[第75回] ■幕末・公武合体論の系譜 維新の志士たちは「大号令」「御誓文」「政体書」など一連の文書を発するなかで、新しい国づくりをするにあたっての政治理念を提起しました。これらが […]
天皇について(22) たけもとのぶひろ[第74回] ■維新劈頭―混沌のなかの理想 前回——と書いても、はるか彼方、2か月も3か月も前のことですから、なかなかすんなり入っていくことができません。往生しています。やはり、中 […]
ニー子との最後の日々そして別れ たけもとのぶひろ[第73回] 世田谷に住んでいたころ、友人が公園で捨った野良猫をもらい受けました。両手の中に収まるほど小さな黒猫です(本当は腹が白いのですが)。「五郎」と名づけました。十 […]
天皇について(21) たけもとのぶひろ[第72回] ■「桂園時代」の “情意投合” 政治 美濃部「天皇機関説」は、帝国憲法をどのように考えるべきなのか、という憲法解釈論です。ですが、これを分けて示すとしたら、帝国憲法下 […]
天皇について(20) たけもとのぶひろ[第71回] ■「天皇機関説」――一木理論から美濃部理論へ 既述の通り、君権学派の主張する「天皇主権」論は、「藩閥政治」家たちにとって、その正体を覆い隠してくれる恰好の “隠れ蓑” […]
天皇について(19) たけもとのぶひろ[第70回] ■「明治14年の政変」およびその後の「藩閥政治」の実相 続いて「天皇機関説」登場の背景を考えます。具体的に論じたい最初の論点は、「明治14年の政変」とその前後の政治過 […]
天皇について(18) たけもとのぶひろ[第69回] ■「天皇主権説」と「君民共治の政治」 明治天皇の最期がさし迫ったとき、あたかも天皇の時代を総括するような二つの問題提起がありました。南北朝正閏問題と天皇機関説問題です […]
天皇について(17) たけもとのぶひろ[第68回] ■南北朝正閏問題をめぐって 明治国家における天皇親政というのは、元老をはじめとする藩閥政治家たちが、自分たちの政治支配の実態を隠蔽しつつ正当化するために欠くことのでき […]
天皇について(16) たけもとのぶひろ[第67回] ■「天皇の統治」をめぐって 前述の通り伊藤博文は、1882年、欧州へと旅立ち、帝国憲法の立ち上げに備えて立憲政治の在り様について調査しました。翌83年に帰国した伊藤が […]
天皇について(15) たけもとのぶひろ[第66回] ■明治「内閣」制度に垣間見る闇の政治 前回みたように、明治の日本は、君権主義の本体に立憲主義の飾りつけをしただけの、名ばかりの立憲君主制でした。そう酷評されても抗弁で […]