仲正昌樹(第2回)

プロバイダーは何様か?

 ネット上であることないこと他人の悪口を書きちらし、抗議すると完全に逆切れして、相手の仕事場にまで脅迫めいたことを書き送ってくるようなバカがどんどん増殖している。三年ほど前、自称IT系企業法務担当で「民間論客」であるという伊藤晋(ハンドル名:フロイデ)という狂ったおっさんから、ひどい迷惑を受けたことがある。
 それで、プロバイダーで、ココログを運営しているニフティ(富士通の子会社)に対処するよう問い合わせたところ、「“お客様同士のトラブル” ――私はニフティの顧客ではない――には当社は関与致しません。削除を求めるのであれば、所定の書式に必要事項を記入したうえ、当社法務部に郵送して下さい」、という無礼な返事が来た。
 プロバイダーには、自分の顧客が他人に迷惑をかけないよう配慮する義務があるはずである。法律で決められているのでもない、面倒くさい書式を勝手に設定したうえ、被害者に、プリントアウト代と郵便代金を負担させるとは何様のつもりなのか? 裁判所でもないのに、違法かどうか審査する、ニフティ法務部とは何様なのか? 恐らく、クレーム対応が面倒な、窓口業務担当者が、顧問料を稼ぎたいどこぞの悪徳弁護士とでも相談して決めたのだろう。
 「勝手に、裁判所の代行をするな!」と、抗議すると、「プロバイダー責任制限法」の“該当個所”の無意味なコピペを送ってくる。勿論、法律に、プロバイダーが勝手に手続きを決めて、障壁をもうけることを許すようなことが書かれているわけではない。無意味なコピペでも、素人は恐れ入る、と悪徳弁護士に言われ、クレーム撃退策としてやっているのかもしれない。
 腹が立つので、ニフティ本社に電話を入れても、何も分かっていなさそうな――恐らくはバイトの――受け付けが、「担当部署のメールアドレスをお伝えする、留守電に繋ぎます」、と、またまたふざけたことを言う。何のための受け付けか? 一応、生身の人間の声が聞けたら、バカな消費者は満足するとでも思っているのか? こんなのは、ブラック企業のやることではないか!
 一年くらい前に、OCNを運営するNTTコミュニケーションズに対しても、先のと同じような申し入れをしたが、全く同じ無礼な対応をされた。OCNはHP上に、OCNの顧客から迷惑を受けた人からのクレームを受け付けるページを設けているのに、実際には全くやる気がない。
 この対応はおかしいではないか、と会社の他の部署にメールすると、必ず、「カスタマー・サービスの斎藤」なる人物に届いて、「どこに連絡されてもムダです。これは会社の方針です」、という極めて無礼な“返事”が返ってくる。OCNは、礼儀をしらない一匹のチンピラに暴言を吐かせることで、全てのクレームを“処理”しているのか?
 ネット書店のAmazonにも、自分のからっぽに近い頭から絞り出した妄想で著者の人格を否定する“毒者”が出没するが、AmazonのReview担当者は、「これは本を読んだうえでの批判です」、などと勝手に決めて、著者の抗議を無視する。読んだかどうかなど、分かるはずない。毒者が、あたかもそう書かれているかのようにでっちあげているのを信じたふりをしているのである。
 プロバイダーにしても、ネット書店にしても、どうして、根拠皆無の中傷誹謗をして、有頂天になっているくずども放置しているのか? くずにガセ情報を流させることによって、金儲けをしようとしているとしか思えない。

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哲学塾

内容:ルソー著『孤独な散歩者の夢想』を読む。
テキストは、入手しやすさ等を考慮し、岩波文庫の通常版を使用いたします。参加資格としてお申し込みされる方は、事前に本著を読んでこられた方に限らせて頂きますので、その旨宜しくお願い致します。

講 師:仲正昌樹
主 催:rengoDMS -連合設計社市谷建築事務所
協 賛:明月堂
受講料:各回 500円
開催日:11月10日(土)、12月8日(土)
時 間 : 開場17:45 講義18:00-20:00
ところ : rengoDMSホール / 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-13-7
予 約 : こちらのフォームからご連絡下さい。 http://www.rengodms.co.jp/tetsugaku/#entry
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