哲学するタネ【東洋思想編】(石浦昌之)


●石浦昌之著
●定価:本体2500円+税
●A5判(並製)384頁

buyamazon


哲学する基本知識を「タネ」と呼び、答えのない問いを問い続ける―
高校倫理教師の1年間の授業から東洋思想編を完全収録!!

高校公民科「倫理」は哲学(西洋思想・日本思想)をメインとして、宗教学、心理学、社会学、比較文化論などを網羅した日本独自のユニークな科目である。しかしながら、進学校の一部にしか設置されていないため、その内容はあまり知られていない。
そこで、高校「倫理」の学習内容を軸として、混迷の時代にあって答えのない問いに答えを求め続ける「タネ蒔き」をしようじゃないかというのが本書の基本姿勢である。

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【著者プロフィール】
石浦昌之(いしうら・まさゆき)
1979年東京生まれ。学習院大学文学部心理学科卒業。立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士課程前期課程修了。現在都内の中高一貫校で高校倫理の授業を担当している。高校倫理研究会『高校 倫理が好きだ!――現代を生きるヒント』[分担執筆](清水書院、2016年)。
1999年にソニー・ミュージックエンタテインメントのコミックソング・オーディションに合格。『蒼い蜜柑』(KAZEレーベル、2011年)でデビュー。『語りえぬものについては咆哮しなければならない』(MASH RECORDS[VIVID SOUND]、2014年)、『作りかけのうた』(MASH RECORDS[ウルトラ・ヴァイヴ]、2015年)など計4枚のアルバムをリリース。レコード・コレクター、音楽ライターとしても知られ、レコード・ショップ芽瑠璃堂のWEBマガジン「愛すべき音楽よ」、明月堂書店ブログ「月刊極北」の連載、音楽ムックの執筆なども行っている。