4月中旬発売予定
『女について』ショーペンハウエル著
石井立・訳/東海林ユキエ・画


女につい
■四六判/並製
■定価(本体価格1500円+税)


これは、世の男性に与えられた――つまり男の読む――随想(エッセー)である。この文章に用いられた「わたしたち」という代名詞は、「男性」と同義語であり、ここに現われている「女」は、あくまでも、男性の眼から見た「女」なのである。これは、わかりきった話であるが、しかし、男の眼から見た「女」を、これほどまで、まざまざと描き出したものは、ちょっと他に類がない。(本著解説より)