東陽片岡の女人追憶【第7回】
渋谷の某熟女ホテトル店に、都合七年間通わせていただいた、Nさんつー方がおりました。
年齢はワタヒより二つ上で、現在は56歳になっているハズです。
基本的にワタヒのバヤイ、一期一会主義です。もし気に入っても一度裏を返すだけで深入りはしないのでありますが、このNさんだけは病み付きになってしまいました。
どんな感じの人かつーと、若干ふくよかで、目は黒目勝ちのタレ目。印象としては、日テレの鷹西美佳アナウンサー的なフンイキがございました。
そして性格もおおらかで優しく、外見&内面とも、旧タイプの熟女つー趣だったのであります。
このNさんと出会い、第一回目のおセックスで、ワタヒは虜になってしまいました。それから指名を続けるも色褪せる ことが無く、貯金の多くが、渋谷のその熟女ホテトル店へと流れていったつー訳であります。
では具体的にどこが良かったのか。
まずワタヒのチンポごときは、親指に毛の生えたよーなモノですから、観音様の具合がどうのなんつー事は言えません。
それでもNさんのは、いわゆる上付きで、すこぶる収まりが良好だったのは事実です。そして、とても暖かでした。
回数を重ねるほどに馴染んでくる挿入感があり、まさしくアタリの付いたシリンダーとピストン状態で、毎回極楽浄土へ昇天させていただいたのでございます。
こちらも精力的に絶好調な時期でした。おかげさまで、初めて抜か二を達成させてもらったのもNさんだったのです。
ここまで愛欲に溺れる自分が不思議でした 。しみじみ、その要因を考えてみました。
アソコの具合とか密着感もありますが、最終的にたどり着いたのは、匂いでした。
そう、体臭が離れられない関係に導いていたのだと思うのであります。
んでその匂いですが、それはたぶん母親の匂いに近かったのではないかと、今になってしみじみと思い巡らしているのでございます。
Nさんが渋谷のそのお店を辞めてから、12年が経ちました。
これまで何人の女性とおセックスをさせていただいたか解りませんが、そん中でおそらくNさんが、ダントツの第一位ではないかと思われます。
今このよーに回想しているだけで、当時の感覚が蘇り、下半身がウズいてまいります。
適当に生きていれバ、股そのうちNさんと巡り逢うに違いない。そんな時がやって来たらゼシもう一度、お相手をしていただきたいと、切に願っているのであります。たみゃらん。 おひまい