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戦争と性(マグヌス・ヒルシュフェルト著/解説:宮台真司)

■マグヌス・ヒルシュフェルト=著/高山洋吉=訳/宮台真司=解説
■定価:本体2300円+税
■判型:四六判(上製)
■発行年月:2014年5月

buyamazon [1]

 『慰安婦問題』に一石を投ずる注目の書!
 宮台真司渾身の解説を付す! [2]

 軍隊から性病と暴力的攻撃性を取り除くために管理売春を通じて兵站(へいたん)としての性を提供することが必要だ――という考え方はヨーロッパ標準である。
 本著を通じて僕たちが学べるのは、まずヨーロッパ標準の売買春についてです。戦時、非戦時にかかわらず売買春管理政策がどのような理念に基づくものかがよくわかります。

本著の内容
【第一篇 女たち】
第一章 特等席の貴婦人たち
第二章 苦難の途を歩む兵士の妻
第三章 傷兵看護における性愛

【第二篇 男たち】
第四章 塹壕内の性愛
第五章 軍隊内の性病

【第三篇 戦争中の性生活】
第六章 戦争娼家
第七章 兵站売淫
第八章 兵站種付馬と兵站娘

【第四篇 血腥い緞帳の背後で】
第九章 銃後の性愛生活
第十章 傷病兵
第十一章 捕虜
第十二章 性愛生活とスパイ
結語