- 明月堂書店 - http://meigetu.net -

ラディカリズムの果てに[新装版](仲正昌樹)


■仲正昌樹=著
■定価:本体1800円+税
■判型:四六判

[1]

〝理論的衰退〟から〝人格的頽廃〟へ
〝退潮への道〟はラディカリズムによって敷き詰められていた。左翼的ラディカリズムとその限界を衝いて十年、左翼が左翼を嫌いになる納得の一冊、更に輝きをまして幻の名著が今甦る!!


【著者プロフィール】
仲正昌樹(なかまさ・まさき)

1963年、広島県市呉市出身。
1996年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程終了(学術博士)。
1995〜1996年、ドイツ学術交流会、給費留学生としてマンハイム大学に留学。帰国後、駒澤大学文学部非常勤講師(哲学・論理学)などを経て、2004年、金沢大学法学部(現法学類)教授。以来現在にいたる。

●著書
『ラディカリズムの果てに』、『金沢からの手紙』、『前略仲正先生ご相談があります』、『教養主義復権論』、『〈リア充〉幻想』、『2012年の正義・自由・日本』、『〈ネ申〉の民主主義』、翻訳にハンナ・アーレント著『完訳カント政治哲学講義録』(以上弊社刊)。
『貨幣空間』(情況出版)、『モデルネの葛藤』(御茶の水書房)、『ポスト・モダンの左旋回』(情況出版)、『日常・共同体・アイロニー──自己決定の本質と限界』(宮台真司と共著、双風舎、2004年)、『集中講義! 日本の現代思想』(NHKブックス、2006年)、『集中講義! アメリカ現代思想』、『今こそアーレントを読み直す』(講談社現代新書)、『マックス・ウェーバーを読む』(講談社現代新書)など多数。
 他に、作品社による「仲正昌樹講義シリーズ」は『〈学問〉の取扱説明書』以来、最新刊『〈日本哲学〉入門講義——西田幾多郎と和辻哲郎』まで既に七冊を数え、いずれも好評を得ている。